SWOT分析とは なに?


あんまり大げさに考えるのではなく、たまには自分の会社の力を反省してみるのもいいのではないでしょうか。自分ひとりではなかなか客観的に考えられないから、関与している税理士さんと話し合うのも有効です。

中小企業金融公庫「経営改善支援マニュアル」金融財政事情研究会 からの抜粋です。
孫子の兵法に「彼を知りて己を知れば、百戦してあやからず」とある。企業の戦いおいても、やみくもに戦っても勝ち目はない。同業の競争者、お客様 自分 社会情勢など、勝負に関連する情報を深く広くつかんで戦わねばならない。
そこで、
企業の強みS、
企業の弱みW、
経営環境の機会O、
経営環境の脅威T

の四っの観点から整理把握しようというものです。

■整理のポイント
1強みと弱みが裏表の関係にあることを意識して整理する
例えば熟練工が多い、技術力が高い という強みは作業者が高齢化しているという弱みと関連があります。この場合に、弱みを克服するために新規雇用を行おうとすると、技術承継に向けた取り組みを同時に進めて行かないと、強みを弱めることになります。

2できるだけ具体的に具体的に整理する
抽象化しすぎると、見落としが発生する危険性が高くなります。例えば「営業力が弱い」と書くよりは、社長のトップセールスに依存した営業であるなど具体的に書いた方が、改善策を考えやすくなります。

3内部環境と、外部環境の切り分けに注意する
例えば、その企業が保有する中核技術の特許が10年で切れることを弱みと脅威のいずれで整理するかといったことです。しかしこうした点についてあまり神経質になる必要はありません。

4できるだけ強みを発見する
多くの強みが発見できるほど、今後考えられる事業展開の可能性は大きくなります。業績悪化企業を対象とする場合は特に強みより弱みにばかり目が行きがちですが、意識的に強みを見つける努力が必要です。
5顧客ニーズの動向は幅広く記載する

6SWOT分析は定期的に見直す


■SWOT分析を事業展開に活用
SWOT分析は事業展開に生かされることではじめて意味をもちます。活用の視点としては次の2点です。
  1企業競争力の源泉(コアコンピタンス)を見つけ強化する

  2致命的な弱みを克服する
強みより弱みのほうが目に付きやすいものです。長所はさまざまですが、短所は画一的だからです。しかし限られた経営資源の中で、多くの弱みを一度に克服することはできません。経営資源が分散すると、本来ならできることさえできなくなるし、強みの強化がおろそかになり、強み自体が弱体化することにもなりかねません。
ただし弱みの中には、せっかく企業が有している強みを打ち消してしまう致命的な弱みがあります。たとえば優位に立てる技術力があるにもかかわらず、営業担当者がいない、ホームページがないなど外部に一切PRがされていないといった例です。
また旅館であれば料理の評価が極めて高くても、接客態度の悪さは顧客の評価を著しく下げることになります。
こうしたことから、企業の弱みを打ち消してしまっているような致命的な弱みに着目し、これを優先的に克服するといった視点を持つことが大切です。

■ある伝統的な寿司屋について考えて見たい
強みS  
 駅から近い 経費がかからない 長時間働く 気持ちのいい店主
 すし屋らしい すし屋としては高くない お店が小さいのでこじんまりとしていていい
 店の前にいろいとはってあって親しみやす
弱みW 
他の外食と比べたら単価が高い メニュウが代わり映えしない 女性店が小さいのですぐに一杯になる  家族連れが入りにい カップルも入りにくい
宣伝しない ホームページがない 
什器備品の清潔さがいまいちではないか

機会O 牛肉みたいな病気がない  ヘルシーブーム

脅威T 回転寿司 宅配寿司その他の宅配が増えている


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