超A級財務参謀 井原隆一を研究する

意志あるところに道あり
その昔井原隆一先生がある会社建て直しに関与したときである

2,3日間、財務諸表の検討をしたところ、商品在庫が多く、回転率がきわめて悪い。そのため、長短の借入金が多い。営業利益の70%以上が、支払利息として消え去っていることに気がついた。

そこで商品在庫の内容について、担当者からつぶさに聞いてみた。わずかな不良在庫はあるが、他はすべて販売可能なものである、という返事である。

*ここまでは、B級の財務参謀ならできる。ここからが超A級の財務参謀である井原隆一先生のすごいところである

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練馬の税理士姫野は、超A級財務参謀たる井原隆一を研究して、少しでもイハラに近づいてイハラをまねて、関与先さまのお役にたちたいと念じているのです。古本屋で250円で買った本ですが、汲めども尽きせぬ叡智を感じさせます。

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財務改善には鬼が要る
イハラさんが銀行から出向した会社のことである
労働組合の勢力が強く 赤旗会社の異名があった。会社の内容も火の車があかあかと燃え盛っているほどであった。主力銀行も見放しかねない態度である。ベースアップ、ボーナス等の交渉のときにはストが当然視され、幹部職員までが、組合の個人攻撃を恐れて戦々恐々としている。会社へは顔を向けず、労組に向けて仕事をしている状態であった。

こうした状態から脱出するには、自分が鬼になること意外に道はない。鬼になることを避ければ、会社は白旗を掲げざるをえない

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井原隆一先生は自分のことをよくはげとおっしゃるが、はげをうまく利用している感がしないでもない。

ある倒産
私は経営学者である。
最も正統派の経営学者で、しかも倒産を体験した経営学者である。
正統派といったのは、私の恩師馬場敬治先生(東大名誉教授)は日本の経営学の生みの親の一人で、私はその唯一の弟子なのだからである。

また、私は、もう11年も昔のはなしなのだが、ある会社の経営を引き受けてこれを倒産させてしまい、世の非難を浴びたことがある。

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